「なんだか歯が痛い気がする」──それがすべての始まりでした。
右の奥歯あたりがジンジン痛み、虫歯かな?と思って歯医者に駆け込んだ私。
でも実はそれ、「帯状疱疹のサイン」だったのです。
この記事では、私が最初に感じた違和感や、見逃してしまった小さなサインについて、当時のリアルな体験をもとに振り返ってみます。
もしあなたや大切な人が、「なんとなくの不調」を感じているなら──
少しでも参考になればと思い、この記事を書いています。
最初は「歯の痛み」だと思っていた
帯状疱疹の最初のサインは、私の場合「歯の痛み」でした。
右側の奥歯あたりがジンジンと痛み、虫歯かな?と思い、通い始めたばかりの歯医者さんに駆け込みました。
そのとき、まさか口内に帯状疱疹ができていたなんて、想像もしていませんでした。
口の中にできた帯状疱疹と、歯医者通いの数日間
歯医者での診察では、虫歯ではなく「菌が入って、歯ぐきが晴れてるので、抗生剤と痛み止めで様子を見ましょう」とのこと。
その間にも、口内にできた小さな水疱(みずぶくれ)が気になり始めました。
- 「もしかして口内炎?」
- 「疲れてるのかな?」
そんな軽い気持ちで、私は見過ごしてしまったんです。
今思えば、見逃していた“異変”のサイン
耳の奥のピリピリした違和感
右耳の奥が妙にピリピリするような、ビリッとした感覚が時折ありました。
でも、ただの“ストレス”や“疲労”のせいだと思ってしまったんです。
顔の右側が、少し重いような感覚
笑ったときに、なんとなく違和感。
ただ「気のせいかな」と流していました。
それが、顔面神経麻痺の前兆だったのだと気づいたのは、もっと後のことです。
あのとき、少しでも調べていれば…
- 口の中に帯状疱疹ができること。
- 帯状疱疹が顔面神経に影響することがあること。
どれも、今なら検索すればすぐにわかる情報でした。
でも、あのときの私は「歯医者から抗生剤と痛み止めをもらったから大丈夫!」と、安心してしまっていたんです。
だから伝えたい。「小さな違和感」を、大事にしてほしい
これは、誰かを責めたい話ではありません。
でも、自分がこうして体験してきたからこそ、言えることがあります。
「ちょっと変だな」
「いつもと違うな」
その違和感、無視しないでください。
まとめ
「違和感」は、体からの大切なサインでした。
私はその小さな声に気づけなかったことで、診断が遅れてしまいました。
でも今こうして書いているのは、
同じように悩む誰かの「気づき」のきっかけになれたらと思うからです。
どうか、いつもと違う自分の感覚を、ちゃんと信じてあげてください。
次回予告
このあと私は、「顔半分が動かない」という事態に直面します。
次の記事では、鏡に映った“笑えない自分”に気づいた瞬間のことを綴ります。
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