「このままでいいのかな?」と、ふと立ち止まった。
鍼治療に通いはじめて1年。
当初に比べれば、表情筋は少しずつ動くようになってきたし、目も以前ほど重くは感じなくなった。
でも、あるときふと、心の中にモヤモヤが広がった。
「私は今、本当に最善の治療を受けているんだろうか?」
通い続けて1年。変化と焦りと、そして迷い。
気づけば、発症からは2年以上が経過していました。
鍼治療を始めてからも、1年が過ぎています。
確かに、以前よりは口角も上がるようになりました。目の動きも、少しずつ自然に近づいている気がします。
ですが、「共同運動(口を動かすとまぶたが閉じるなど)」の症状だけは、どうにも良くならず、それが大きな悩みのひとつとなっています。
このまま今の治療を続けていて、本当に改善していけるのか――
そんな不安が拭いきれず、セカンドオピニオンとして別の鍼灸院を考え始めたのです。
「それでも、良くなってきていることは間違いない」――そう信じてはいるものの、
「それだけでいいの?」
「もっと早く良くなる方法はなかったの?」
そんな思いが、心のどこかでずっとくすぶっていたのです。
“変える”ことへの怖さと、“続ける”ことの不安。
治療を変えるって、簡単なことじゃない。
今までお世話になってきた鍼灸師の先生の顔が浮かぶし、
せっかく続けてきたことを手放すことになるかもしれない。
でも、迷っているということは、心のどこかで「変化を求めている」証拠なんじゃないか――そうも思いました。
何も変えなければ、きっとこの先も同じ日々が続いていく。
でも、少し勇気を出して“別の選択肢”を考えてみるだけでも、今の自分には意味があるのかもしれない。
まだ答えは出ていない。でも、「考えてみる」ことはできる。
今はまだ、決断には至っていません。
ただ、「このままで本当にいいのかな?」という迷いとちゃんと向き合ったこと、
そして「セカンドオピニオンを考えてもいいんだ」と自分に許可を出したこと。
それだけでも、少しだけ前に進めた気がしています。
このブログが、同じように迷っている誰かの心にも、そっと寄り添えたら嬉しいです。
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